インターフェース
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4.1.2 OLEオートメーション

ワンダフルレポートは、OLEオートメーションのインターフェースから帳票を表示/印刷することができます。
OLEオートメーションからの実行方法について説明します。


■解説
OLEオートメーションから帳票を表示/印刷するには、クラス名を使ってワンダフルレポートのオブジェクトを作成します。 作成したオブジェクトのプロパティやメソッドを設定することで帳票を表示/印刷することができます。
プロパティやメソッドの使用方法については「4.1.4 リファレンス(プロパティ/メソッド)」をご覧ください。


■クラス名
クラス名は製品により異なります。下記に製品別のクラス名を示します。

<クラス名>
Wfrfv.Document.1


■オブジェクトの作成
Visual Basic(VBA) を使ってワンダフルレポートのオブジェクトを作成する方法を下記に示します。VBA以外の開発言語については開発言語のヘルプをご覧下さい。

<オブジェクトの作成方法>
Set rptObj = CreateObject("Wfrfv.Document.1")


■例
Accessのデータベース(mdb)からデータを抽出して帳票を表示する例です。(VBA)

Set rptObj = CreateObject("Wfrfv.Document.1")
rptObj.SetDataAccessMdb "データ1", "c:\temp\Sample.mdb", "select * from テーブル1 where ID=1"
rptObj.Open "Sample.wfd"
rptObj.Visible = True



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