インターフェース - ActiveX

ActiveXを使って帳票を表示・印刷するには、オブジェクト名・クラスIDを使ってオブジェクトを作成します。
作成したオブジェクトのメソッド呼び出すことで帳票を表示・印刷することができます。

メソッドの使用方法については「メソッド一覧」を参考。

Webブラウザ（Internet Explorer）に表示する場合は、
パラメータ(param)で表示する情報を設定することができます。
パラメータの使用方法については「パラメータ」をご覧ください。

オブジェクト情報

「Preview」をActiveXで起動するためのオブジェクト情報は次の通りです。

オブジェクト名（バージョン）	クラスID	タイプライブラリ
Wonderful Report 2005 Preview Control	FDE80453-754C-11D3-BF87-0090FE02F720	wfrc.tlb
Wonderful Report 2008 Preview Control	D7157490-471F-40c6-8EDC-BBE04D643B35	wfr2008c.dll
Wonderful Report 2016 Preview Control	2A146C10-733C-49C4-87A0-077DAE7DFB91	wfr2016c.dll

※
タイプライブラリ・実行プログラムは C:\Windows\system32 下にインストールされます。
64bit OSでは32bit版実行プログラムは C:\Windows\SysWOW64 下にインストールされます。

※
ユーザ限定でインストールした場合は次のフォルダにインストールされます。
C:\ユーザー\<ユーザー名>\AppData\Roaming\TERASOFT DESIGN\<プラットフォーム>\Wonderful Report 2005 Preview\bin
C:\ユーザー\<ユーザー名>\AppData\Roaming\TERASOFT DESIGN\<プラットフォーム>\Wonderful Report 2008 Preview\bin
C:\ユーザー\<ユーザー名>\AppData\Roaming\TERASOFT DESIGN\<プラットフォーム>\Wonderful Report 2016 Preview\bin

開発ツールからの利用

開発言語からの利用方法については以下のページを参考にしてください。

Webブラウザ（html）での使用例

IEを使ってWebブラウザ上に帳票を表示するサンプルです。

IE11以降はセキュリティ強化のためVBScript等の実行が制限されました。
VBScriptを利用する場合は次のmeta情報を使ってHTML中で互換バージョンを明示する必要があります。

<meta http-equiv="x-ua-compatible" content="IE=10">

＜「Wonderful Report 2005 Preview」を使う例＞

codebase を設定することでサーバーから実行モジュール(ActiveXコントロール)を自動ダウンロード・インストールすることもできます。

＜VBScriptを使ってWFRコントロールの生成完了時に発生するイベントを受け取る例＞

<html>
<head>
<meta http-equiv="x-ua-compatible" content="IE=10">
<script language="VBScript">
Sub Wfrc1_OnCreate()
    alert "Test"
End Sub
</script>
</head>
<body>
    <object
        id="Wfrc1"
        classid="CLSID:FDE80453-754C-11D3-BF87-0090FE02F720"
        codebase="http://www.../wfrc.cab#version=1,1,17,3116"
        height="100%"
        width="100%">
    <param name="Option" value="KeyPriority=high">
    <param name="FileName" value="http://www.../sample.wfr">
    <param name="Import" value="Data1, 0, 'http://www.../sample.csv'">
    </object>
</body>
</html>

＜JavaScriptを使って帳票に配置したボタンコントロール等から発生するイベントを受け取る例＞

<html>
<head>
<meta http-equiv="x-ua-compatible" content="IE=10">
<script type="text/javascript" for="Wfrc1" event="Click(info1, info2)">
    alert("TEST" + info1 + info2);
</script>
</head>
<body>
    <object
        id="Wfrc1"
        classid="CLSID:FDE80453-754C-11D3-BF87-0090FE02F720"
        codebase="http://www.../wfrc.cab#version=1,1,17,3116"
        height="100%"
        width="100%">
    <param name="Option" value="KeyPriority=high">
    <param name="FileName" value="http://www.../sample.wfr">
    <param name="Import" value="Data1, 0, 'http://www.../sample.csv'">
    </object>
</body>
</html>

＜「Wonderful Report 2008 Preview」を使う例＞

＜「Wonderful Report 2016 Preview」を使う例＞