インターフェース
前へ 戻る次へ


4.1.5 リファレンス(コマンドファイル)

コマンドファイルについて説明します。


■概要
コマンドファイルは、帳票フォーマットファイルや印刷するプリンター、使用するデータなど細かな設定を下記に示すキーワードを使って記述したテキストファイルです。
主に、コマンドラインから帳票を表示/印刷するときに使用します。


■記述規則
キーワードの後ろに必要な情報をカンマ(,)で区切って記述します。
1行に1つのキーワードを記述することができます。

<コメント行>
コマンドファイルにはコメント(注釈)を入れることもできます。
行の先頭に下記に示す文字列を記述することで、その行はコメント(注釈)となります。

//スラ(/)を2つ続けて記述
'(')を記述。[Shift+7]


■コマンドファイルの記述例

デフォルトのプリンターに印刷
FileName,"Sample.wfd"
PrintOut

CSVのデータを指定して指定のプリンターに印刷
FileName,"Sample.wfd"
SetDataText,"データ1","Sample.csv"
PrintOut,"LP-12345"


■キーワード
名称説明
FileName帳票フォーマットファイルを指定します。
SetDataTextデータにテキストファイルを設定します。
SetDataDbTableデータにデータベースを設定します。(テーブル)
SetDataDbCommandデータにデータベースを設定します。(SQLクエリー)
SetDataOracleデータにオラクルデータベースを設定します。
SetDataAccessMdbデータにAccessデータベース(mdb)を設定します。
PrintOut帳票を印刷します。
PrintOutFromDialog印刷ダイアログを表示します。
PrintZoom印刷時に用紙に合わせて拡大/縮小するか指定します。
PrintPaper印刷する用紙を指定します。
PrintPaperOrientation印刷する用紙の方向を指定します。
PrintTray印刷する用紙の方向を指定します。
PrintOffsetX印刷位置の補正(横方向)
PrintOffsetY印刷位置の補正(縦方向)
PrinterName印刷するプリンターを設定
ShowWindowウインドウの表示方法を指定します。
SetWindowPosウインドウの表示位置とサイズを設定します。
Zoom表示倍率を設定します。
Title帳票タイトルを設定します。
SetItemValue文字列アイテムの値を設定します。
SetDefaultPath帳票フォーマットファイルやデータファイルを検索するフォルダを指定します。
SetBitmapPath画像ファイルを検索するフォルダを指定します。
SectionRepeatStart位置固定種別のセクションオブジェクトの繰り返し開始位置を設定します。



前へ 戻る次へ