請求書を作ろう
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3.4.8 式アイテムの作成(拡張マクロ)

金額の合計や消費税を出力する式アイテムを作成します。

1レコード:数量 × 単価

2レコード:数量 × 単価



nレコード:数量 × 単価
||
合計


各レコードのフィールド値を計算した結果の合計値を求める場合は、[拡張マクロ]を使用します。
通常、マクロはフィールドの値で集計を行いますが、拡張マクロは[フィールド式]で求めた値を使って集計することができます。


(1)拡張マクロを使った式アイテムの作成
@ ツールバーの ボタンを押下します。

=> [式アイテムの作成]ダイアログが表示されます。


A [内容(T)]を”拡張-レコードの合計”に変更します。

=> [フィールド式(I)]の欄が活性状態になります。


B [フィールド式(I)]の ボタンを押下します。

=> [フィールド式一覧]ダイアログが表示されます。


C フィールド式を作成します。


名称:"金額"
内容:"数量 * 単価"


D [OK]ボタンで[フィールド式一覧]ダイアログを閉じます。

=> [フィールド式(I)]欄が”金額”になります。

※アドバイス
特に理由がない場合、[グループ(G)]を”レポート”にすることをお勧めいたします。ここでは説明しませんが、後々、グループ機能を使用する場合の編集が容易になります。


E [マクロの挿入]ボタンを押下します。

=>マクロが挿入されます。


F [OK]ボタンで[式アイテムの作成]ダイアログを閉じ、[帳票ウインドウ]でマウスを使ってアイテムを作成(配置)します。

[合計][消費税][税込合計]を出力する式アイテムを作成します。

■式
合計: ”[TSE:金額:レポート]”
消費税: ”[TSE:金額:レポート] * 0.05”
税込合計: ”[TSE:金額:レポート] * 1.05”


G 作成した式アイテムの位置とサイズを調整し、[アイテムのプロパティ]で外観を設定します。
(文字アイテムで値の説明となるアイテムも作成します。)


[線種]を”実線”に変更。
[横配置]を”右寄せ”に変更。
[縦配置]を”中央”に変更。
[書式]を”%,#”に変更。



(2)出力イメージの確認
ツールバーの ボタンを押下して出力イメージを確認します。



後は、ヘッダと見出しを編集すれば完成です。
次へ」をクリックしてください。



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