使用可能なデータ
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1.4 使用可能なデータ

ワンダフルレポートで直接利用できるデータベースについて説明します。



(1) テキストファイル
テキストファイル(CSVファイル)をデータとして使用することができます。
データの設定方法については「2.3.1 テキストファイル(CSV)の設定」をご覧下さい。

■テキストファイルの記述規則
文字列中に引用符/区切り文字/改行/スペースがある場合は、必ず引用符で囲んでください。
また、引用符を文字列中に入れる場合は2つ続けて記述します。

私の名前は"山田 太郎"です。

"私の名前は""山田 太郎""です。"

引用符は(")です。

"引用符は("")です。"



(2) データベース
ワンダフルレポートでは Microsoft ActiveX Data Object(ADO) を介して多くのデータベースのデータを使用することができます。
データの設定方法については「2.3.2 データベース(ADO)の設定」をご覧下さい。

※注意
ADO は Windows2000 や Internet Explorer5.0以降などの Microsoft社製の製品、または、 Microsoft Data Access Components(MDAC) がインストールされていれば使用することができます。
MDAC は Microsoft社のホームページからダウンロードすることができます。

また、データベースを利用するには ADO の他に、各データベースが提供する[OLE DB プロバイダー]が必要になります。
[OLE DB プロバイダー]や[ODBCドライバー]の設定/入手については、各データベースの製造/販売元にご確認ください。
MDAC には多くの[OLE DB プロバイダー]及び[ODBCドライバー]が含まれています。



(3) オラクルデータベース
Oracle8i の Oracle Objects for OLE のインターフェースを介してオラクルのデータベースを使用することができます。
データの設定方法については「2.3.4 Oracle8i の設定」をご覧下さい。

■ワンダフルレポートでサポートしているデータ型
型名説明
NUMBER各種数値
VARCHAR2文字列
DATE日付
LONG数値
CHAR文字列
BLOBバイナリ(画像)

※注意
Oracle Objects for OLE のインターフェースを使うには[Oracle8i Workgroup Server]または[Oracle8i Client]がインストールされている必要があります。


(4) ワンダフルドキュメントデータ
ワンダフルドキュメント(*.wdc)をデータとして使用することができます。(コンパイルファイル *.exe も可)
データの設定方法については「2.3.6 Wonderful Document Data の設定」をご覧下さい。



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