※
コマンドファイルを使った帳票は常に「印刷イメージ」で表示されます。
このため、入力コントロールからの入力は行えません。
<複数のファイルを表示(command.txt)する例>
[WFR2005] '------------------------------ Open,"c:\sample\sample1.wfr" Import,"Data1", 0, "c:\sample\sample1.csv" ReportTitle,SAMPLE1 '------------------------------ AddReport Open,"c:\sample\sample2.wfr" Import,"Data1", 0, "c:\sample\sample2.csv" ReportTitle,SAMPLE2 '------------------------------ AddReport Open,"c:\sample\sample3.wfr" Import,"Data1", 0, "c:\sample\sample3.csv" ReportTitle,SAMPLE3 '------------------------------ Title,"複数のファイルを表示" PrintOptionId, TERASOFT_OPTION1 |
'複数の帳票を表示 wfrv.exe c:\sample\command.txt |
'印刷イメージファイル(Type3)の作成 wfrv.exe c:\sample\command.txt /create c:\out\image.wfi /rf c:\out\err.txt |
'コマンドファイルを開く obj.Open("c:\sample\command.txt") |
キーワード | 説明 |
---|---|
[WFR2005] | ファイル識別キーワード。 このキーワードをファイル先頭記述する必要があります。 |
AddReport | 帳票を追加します。 |
Import | データを設定します。 |
Open |
帳票ファイルを開きます。 |
PrintOptionId | 印刷オプションID を指定します。 |
ReportTitle | 帳票タイトルを設定します。 |
Title | タイトルを設定します。 |
帳票を追加します。
このキーワードが帳票と帳票の境となります。
<構文>
AddReport |
データを設定します。
<構文>
Import,<データ名>,<種別>,<情報1>,<情報2>="",<オプション>="",<画像フォルダ>="" |
<引数>
引数 | 説明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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データ名 | 設定するデータ名(あるいはデータ番号)を指定します。 データ番号で指定する場合は先頭に「#」(シャープ)を付けます。 ここで示すデータ名とは、エディタで使用している名称となります。データ名はプロパティ等で参照・変更できます。 データ番号で指定する場合は、エディタのデータ構成の順に1から指定します。 (例: #1 ) |
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種別 | 設定するデータの形式を指定します。 ※ コマンドラインの /create で帳票イメージファイル(Type3)を作成する場合は、必ず 0 を指定してください。その他の形式から印刷イメージファイル(Type3)を作成することはできません。(今後改善予定)
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情報1 | <種別が 0 の場合> CSVファイル名を完全パスで指定します。(URLパスの指定も可能です) <種別が 1 の場合> データベース接続情報を指定します。 <種別が 2 の場合> MDBファイル名を完全パスで指定します。 <種別が 3 の場合> Oracleデータベース名を指定します。 |
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情報2 | <種別が 0 の場合> 使用されません。 <種別が 1,2,3 の場合> テーブル名(あるいはクエリー)を指定します。 |
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オプション | オプションを指定します。 複数のオプションを指定する場合は、「;」(セミコロン)で区切り複数の書式を記述します。 <種別が 0 の場合>
<種別が 1 の場合>
<種別が 2,3 の場合>
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画像フォルダ | 画像ファイルが格納されているフォルダを指定します。 |
引数値に「 」(スペース)や「;」(セミコロン)、「=」(イコール)などを含む文字列を指定する場合は「"」(ダブルクォーテーション)で値を囲みます。値中に「"」(ダブルクォーテーション)が含まれる場合は、「"」(ダブルルクォーテーション)を2つ続けて記述します。
<情報1>にURLパスを指定する場合、URLパスの前に以下のキーワードを記述することでダウンロードするモードを指定することができます。
キーワード | 説明 |
---|---|
<DM0> | ファイルをキャッシュします。 |
<DM1> | ファイルをキャッシュしません。(デフォルト値) クライアントコンピュータにプロキシサーバーの設定がされている場合、プロキシサーバーでのキャッシュも行われません。この場合でもプロキシサーバーを経由してファイルをダウンロードします。 |
<DM2> | Webサーバーから直接ファイルをダウンロードします。 クライアントコンピュータにプロキシサーバーの設定がされていても、プロキシサーバーを経由せずにファイルをダウンロードします。 |
帳票ファイルを開きます。
<構文>
Open,<帳票ファイル名>,<ユーザ名>="",<パスワード>="" |
URLパスを指定する場合、URLパスの前に以下のキーワードを記述することでダウンロードするモードを指定することができます。
キーワード | 説明 |
---|---|
<DM0> | ファイルをキャッシュします。 |
<DM1> | ファイルをキャッシュしません。(デフォルト値) クライアントコンピュータにプロキシサーバーの設定がされている場合、プロキシサーバーでのキャッシュも行われません。この場合でもプロキシサーバーを経由してファイルをダウンロードします。 |
<DM2> | Webサーバーから直接ファイルをダウンロードします。 クライアントコンピュータにプロキシサーバーの設定がされていても、プロキシサーバーを経由せずにファイルをダウンロードします。 |
<記述例>
Open,<DM1>http://www.../sample.wfr |
印刷オプションIDを設定します。
「印刷設定」参照。
<構文>
PrintOptionId,<印刷オプションID> |
帳票タイトルを設定します。
ReportTitleキーワードで設定した値は、ウインドウタイトルや印刷ジョブ名として使用されることはありません。
マルチ帳票での「目次」や「用紙別印刷」でブック名として使用されます。
<構文>
ReportTitle,<帳票タイトル> |
タイトルを設定します。
Titleキーワードで設定した値は、ウインドウタイトルや印刷ジョブ名として使用されます。
<構文>
Title,<タイトル> |