グラフ


グラフの外観はオプションを指定することで制御することができます。

グラフのオプションは「グラフ」ダイアログで設定することができます。
「グラフ」ダイアログはグラフアイテムを作成時、またはグラフアイテムをダブルクリック(編集)することで表示することができます。


オプションと式(スクリプト)の記述方法
グラフ一覧




オプションと式(スクリプト)の記述方法


グラフオプションは改行(または「;」(セミコロン)で区切ることで複数指定することができます。


オプションと式の切り分け

グラフはオプションと式(スクリプト)の戻り値を連結した文字列を使って表示されます。
固定的な情報(各レコードで変更のない情報)をオプションに、可変的な情報(Valueなど)を式(スクリプト)で指定することが効率的です。


<オプション記述方法>

Item=A,B,C ; Value=10,20,30


<オプション記述方法>

Item=A,B,C
Value=10,20,30


<式での記述方法> オプションは文字列なので「"」(ダブルクォーテーション)で囲みます。

"Item=A,B,C;Value=10,20,30"


<オプションと式を組み合わせた記述例>値をデータ値から作成します。

<オプション>
Item=A,B,C

<式>
STRING_ARRAY sa;

sa.Add(GetS("Field1"));
sa.Add(GetS("Field2"));
sa.Add(GetS("Field3"));

return "Value=" + StrCmb(sa);


<データ値からグラフを表示する記述例>データ値に直接グラフ表示情報を格納します。

<データ値(Field1)>
Item=A,B,C;Value=10,20,30

<式>
GetS("Field1")



version 1.1.17.3034以降は「GRAPHオブジェクト」を使うことで、簡単にグラフ用文字列を作成することができます。

<GRAPHオブジェクトの使用例>

スクリプト スクリプト実行結果
GRAPH g;

// 項目の設定(オプションで指定することも可)
g.AddItems("英語,理科,算数,社会,国語");

// 点数の登録(「英語」フィールドから連続する5件を取得し設定)
g.AddValue(TRUE,"点数");
g.Add(GetNA("英語", 5));

// グラフ文字列を戻す
return g.GetGraphString();
Item=英語,理科,算数,社会,国語
*Value[点数]=60,50,40,50,90


version 1.1.17.3116以降はグループ範囲の値を一括取得する関数が使えます。

<例>
g.AddValue(TRUE, "売上");
g.Add(GetGroupFieldValueNA("Group_担当者", "売上"));


<参考>
スクリプト - GRAPHオブジェクト



グラフ一覧


サポートしているグラフは次の通りです。

形式 説明
縦(棒/折線)ver3 縦グラフです。
棒グラフと折線グラフを表現することができます。
双方を混在させることもできます。

version3
横(棒) 横グラフです。
棒グラフを表現することができます。
円/ドーナツ 円グラフです。
レーダー レーダーグラフです。
[互換] 縦(棒/折線)ver1/ver2 縦グラフです。
棒グラフと折線グラフを表現することができます。
双方を混在させることもできます。

version1/version2