縦(棒/折線)グラフ(ver3)


縦グラフとオプションについて説明します。
version 3


<対応バージョン>
Wonderful Report 2005 [version 1.1.17.3116以降]
Wonderful Report 2008 Preview [version 2.0.0.0406以降]
Wonderful Report 2016 Preview [version 3.0.0.0112以降]
Wonderful Report 2016 PDF Server[version 3.0.0.0112以降]
Wonderful Report 2016 PDF Client[version 3.0.0.0112以降]


縦グラフの例
グラフのサイズ
オプション


縦グラフの例


出力できる縦グラフの例です。


@
単純な棒グラフです。

<値>
Item=A,B,C
*L_Value=10,20,30
A
複数の系列を横に並べることができます。

<値>
Item=A,B,C
*L_Value=10,20,30
*L_Value=25,15,25
B
複数の系列を積み上げることができます。

<オプション>
L_StickMode=Pile

<値>
Item=A,B,C
*L_Value=10,20,30
*L_Value=25,15,25
  C
線グラフです。
複数の系列で値を表示する場合、重ならないように線を横にズラして表示することができます。


<オプション>
L_LineMode=shift

<値>
Item=A,B,C
*L_ValueLine=10,20,30
*L_ValueLine=25,15,25
  D
棒と線が混在したグラフです。


棒、線双方に値を表示する場合は数値が重なる場合があります。


<オプション>
L_LineMode=shift

<値>
Item=A,B,C
*L_Value=10,20,30
*L_Value=25,15,25
L_ValueLine=35,10,25
L_ValueLine=10,30,20
  E
棒と線が混在したグラフです。
棒と線で対象軸(左右)を分けることができます。

軸(左右)毎に表示範囲を分けることもでき、全ての値を重ならないように表示することができます。

<オプション>
R_LineMode=shift

<値>
Item=A,B,C
*L_Value=10,20,30
*L_Value=25,15,25
*R_ValueLine=100,120,90
*R_ValueLine=110,100,115


グラフのサイズ


グラフのサイズは、LeftSpace/RightSpace/TopSpace/BottomSpace/PlotSize/StickSize/StickInterval によって決定されます。

SticSizeとStickIntervalを調整することでグラフの幅を調整することができます。

<縦サイズ>
TopSpace + BottomSpace + PlotSize

<横サイズ>
LeftSpace + RightSpace + (StickSize * 系列数 + StickInterval) * 項目数



オプション


縦グラフで設定できるオプションは次の通りです。
左右の軸で設定が分かれるオプション名には左軸(L_)、右軸(R_)が先頭についています。互換性と簡素化のため副名を使うこともできます。

1.領域

オプション名 説明
AxisLine 軸(Item軸、左軸、右軸)の線スタイルを指定します。
BottomSpace 下スペースを指定します。
このスペースに項目(Item)文字が表示されます。
EmptyValueProcessing 欠損値の扱いを指定します。
LeftSpace 右スペースを指定します。
このスペースに右軸の目盛数値が表示されます。
PlotBkColor プロッタ領域の背景色を指定します。
PlotFrame プロッタ領域の枠線スタイルを指定します。
PlotSize プロッタ領域の高さを指定します。
RightSpace 左スペースを指定します。
このスペースに左軸の目盛数値が表示されます。
ScaleLine 目盛の線スタイルを指定します。
TopSpace 上スペースを指定します。
このスペースに項目単位が表示されます。
ZeroLine ゼロ(0)軸の線スタイルを指定します。


2.凡例

オプション名 説明
LegendBkColor 凡例領域の背景色を指定します。
LegendFont 凡例のフォントを指定します。
LegendFrame 凡例領域の枠線スタイルを指定します。
LegendPos 凡例の表示位置を指定します。
LegendSize 凡例の横サイズを指定します。
縦サイズはフォントによって決定されます。


3.項目

オプション名 説明
Item 項目を指定します。
ItemFont 項目のフォントを指定します。
ItemUnitLabel 項目の単位となる文字列を指定します。


4.値(系列)

オプション名 オプション名(副)  説明
L_Value Value  左軸に棒の系列を追加します。
L_ValueFont ValueFont 左軸に所属する系列の値のフォントを指定します。
L_ValueLine ValueLine 左軸に線の系列を追加します。
R_ValueFont ValueFontEx 右軸に線の系列を追加します。
R_ValueLine ValueLineEx 右軸に所属する系列の値のフォントを指定します。
LineStyle 線スタイルを指定します。
StickStyle 棒スタイルを指定します。


5.左軸

オプション名 オプション名(副) 説明
L_LineMode LineMode 左軸の線の系列の表示モードを指定します。
L_ScaleAreaColor ScaleAreaColor 左軸基準でプロット領域の特定範囲の背景色を指定します。
L_ScaleCount ScaleCount 左軸の目盛の数を指定します。(固定)
L_ScaleDivisionLevel ScaleDivisionLevel 左軸の目盛の分割レベルを指定します。
L_ScaleFont ScaleFont 左軸の目盛数値のフォントを指定します。
L_ScaleFormat ScaleFormat 左軸の目盛と値の表示書式を指定します。
L_ScaleMaxCount ScaleMaxCount 左軸の目盛の最大数を指定します。
L_ScaleMaxValue ScaleMaxValue 左軸の最大値を指定します。
L_ScaleMinValue ScaleMinValue 左軸の最小値を指定します。
L_ScaleMode ScaleMode 左軸の目盛の配置モードを指定します。
L_ScaleUnitFont ScaleUnitFont 左軸の単位文字列のフォントを指定します。
L_ScaleUnitLabel ScaleUnitLabel 左軸の単位文字列を指定します。
L_StickInterval StickInterval 棒(系列)の間隔を指定します。
L_StickMode StickMode 棒の表示モードを指定します。
L_StickShadowSize StickShadowSize 棒の影のサイズを指定します。
L_StickSize StickSize 棒(系列)の幅を指定します。


6.右軸

オプション名 オプション名(副) 説明
R_LineMode ExLineMode 右軸の線の系列の表示モードを指定します。
R_ScaleAreaColor ExScaleAreaColor 右軸基準でプロット領域の特定範囲の背景色を指定します。
R_ScaleDivisionLevel ExScaleDivisionLevel 右軸の目盛の分割レベルを指定します。
R_ScaleFont ExScaleFont 右軸の目盛数値のフォントを指定します。
R_ScaleFormat ExScaleFormat 右軸の目盛と値の表示書式を指定します。
R_ScaleMaxCount ExScaleMaxCount 右軸の目盛の最大数を指定します。
R_ScaleMaxValue ExScaleMaxValue 右軸の最大値を指定します。
R_ScaleMinValue ExScaleMinValue 右軸の最小値を指定します。
R_ScaleMode ExScaleMode 左軸の目盛の配置モードを指定します。
R_ScalePos ExScalePos 右目盛の配置位置を指定します。
R_ScaleUnitFont ExScaleUnitFont 右軸の単位文字列のフォントを指定します。
R_ScaleUnitLabel ExScaleUnitLabel 右軸の単位文字列を指定します。



1.領域


AxisLine オプション

軸線のスタイルを指定します。

<書式>

AxisLine=<スタイル>,<幅>,<色>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<スタイル> 次の値かを指定します。
説明
null 透明
solid 実線
dot 点線
dash 破線
solid
<幅> 枠線の幅を指定します。
幅は 0.1 〜 5 の範囲で指定できます。
0.2
<色> #000


<例>

AxisLine=solid, 0.2, #000




EmptyValueProcessing オプション

欠損値の扱いを指定します。

Wonderful Report 2005 [version 1.1.17.3130以降]
Wonderful Report 2008 Preview [version 2.0.0.0420以降]
Wonderful Report 2016 Preview [version 3.0.0.0137以降]
Wonderful Report 2016 PDF Server[version 3.0.0.0137以降]
Wonderful Report 2016 PDF Client[version 3.0.0.0137以降]


<書式>

EmptyValueProcessing=<オプション値>


<値の範囲>

オプション値 説明
Nomal 値が欠損値だった場合、次の有効な値がある軸まで線が引かれません。(デフォルト値)
IgnoreAxis 値が欠損値だった場合、その値の軸を無視(スキップ)して線が引かれます。


<例>

EmptyValueProcessing=IgnoreAxis


社会の値が欠損値の場合の違い。




LeftSpace/RightSpace/TopSpace/BottomSpace オプション

項目名や目盛、単位等を表示するためのスペースを指定します。
項目名や目盛の文字数が多い場合は、これらのオプションを使って調整することができます。

<書式>

LeftSpace=<値>
RightSpace=<値>
TopSpace=<値>
BottomSpace=<値>


<値の範囲>

オプション デフォルト値 最小値 最大値
LeftSpace 20 10 100
RightSpace 20 10 100
TopSpace 10 10 100
BottomSpace 20 10 100


<例>

LeftSpace=10
RightSpace=10
TopSpace=10
BottomSpace=20



PlotBkColor オプション

プロッタ領域の背景色を指定します。

<書式>

PlotBkColor=<スタイル>,<色1>,<色2>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<スタイル> 次の値を指定します。
説明
null 透明
solid 色1で塗り潰し
gradation 色1から色2に変化
alternate 色1と色2を交互
solid
<色1> #eee
<色2> #fff


<例>

PlotBkColor=gradation, #eee, #fff



PlotFrame オプション

プロッタ領域の枠線スタイル(上線と右線)を指定します。

<書式>

PlotFrame=<スタイル>,<幅>,<色>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<スタイル> 次の値を指定します。
説明
null 透明
solid 実線
dot 点線
dash 破線
solid
<幅> 枠線の幅を指定します。
幅は 0.1 〜 5 の範囲で指定できます。
0.2
<色> #000


<例>

PlotFrame=solid, 0.2, #000



PlotSize オプション

プロッタ領域の高さを指定します。
プロッタ領域とはグラフの棒や折線が表示される領域です。

<書式>

PlotSize=<値>


<値の範囲>

オプション デフォルト値 最小値 最大値
PlotSize 80 50 200


<例>

PlotSize=80



ScaleLine オプション

目盛線のスタイルを指定します。


<書式>

ScaleLine=<スタイル>,<幅>,<色>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<スタイル> 次の値を指定します。
説明
null 透明
solid 実線
dot 点線
dash 破線
dot
<幅> 枠線の幅を指定します。
幅は 0.1 〜 5 の範囲で指定できます。
0.2
<色> #888


<例>

ScaleLine=dot, 0.2, #888



ZeroLine オプション

ゼロ(0)軸の線スタイルを指定します。


<書式>

ZeroLine=<スタイル>,<幅>,<色>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<スタイル> 次の値かを指定します。
説明
null 透明
solid 実線
dot 点線
dash 破線
solid
<幅> 枠線の幅を指定します。
幅は 0.1 〜 5 の範囲で指定できます。
0.2
<色> #000


<例>

ZeroLine=solid, 0.2, #F00



2.凡例


LegendBkColor オプション

凡例領域の背景色を指定します。


<書式>

LegendBkColor=<スタイル>,<色1>,<色2>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<スタイル> 次の値を指定します。
説明
null 透明
solid 色1で塗り潰し
gradation 色1から色2に変化
alternate 色1と色2を交互
solid
<色1> #fff
<色2> #fff


<例>

LegendBkColor=solid, #fff, #fff



LegendFont オプション

凡例に使用するフォント情報を指定します。


<書式>

LegendFont=<フォント名>,<サイズ>,<色>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<フォント名> フォントを指定します。 MS Pゴシック
<サイズ> 2〜10の範囲で指定します。 4
<色> #000


<例>

LegendFont=MS Pゴシック, 4, #000



LegendFrame オプション

凡例領域の枠線スタイルを指定します。


<書式>

LegendFrame=<スタイル>,<幅>,<色>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<スタイル> 次の値を指定します。
説明
null 透明
solid 実線
dot 点線
dash 破線
solid
<幅> 枠線の幅を指定します。
幅は 0.1 〜 0.5 の範囲で指定できます。
0.2
<色> #000


<例>

LegendFrame=solid, 0.2, #000



LegendPos オプション

凡例の表示位置を指定します。


<書式>

LegendPos=<位置>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<位置> 次の値を指定します。
説明
None なし
LeftTop 左上
LeftBottom 左下
RightTop 右上
RightBottom 右下
FlatTop 上中央
FlatBottom 下中央
FlatBottom


<例>

LegendPos=LeftTop
LegendPos=LeftBottom
LegendPos=RightTop
LegendPos=RightBottom
LegendPos=FlatTop
LegendPos=FlatBottom




LegendSize オプション

凡例のサイズを指定します。
1つの系列を表示するために使用するサイズを指定します。
LegendSizeの高さがLegendFontで指定するフォントサイズに比べ小さい場合、フォントサイズに合わせて調整されます。
幅は設定値に関わらず高さ×4倍以上になるように調整されます。

<書式>

LegendSize=<幅>,<高さ>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<幅> 凡例の幅を指定します。
10〜100の範囲で指定します。
20
<高さ> 凡例の高さを指定します。
2.5〜100の範囲で指定します。
4


<例>

LegendSize=20, 5




3.項目


Item オプション

項目名を指定します。
「,」(カンマ)で区切ることで複数の項目を指定することができます。

<例>

Item=A,B,C



ItemFont オプション

項目のフォント情報を指定します。

<書式>

ItemFont=<フォント名>,<サイズ>,<色>,<方向>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<フォント名> フォントを指定します。 MS Pゴシック
<サイズ> 2〜10の範囲で指定します。 4
<色> #000
<方向> 次の値を指定します。
説明
horz 横書き
horz90 横書き90度回転
horz270 横書き270度回転
vert 縦書き
horz270


<例>

ItemFont=MS Pゴシック, 4, #000, horz



ItemUnitLabel オプション

項目の単位となる文字列を指定します。
デフォルトでは値が設定されていません。

<書式>

ItemUnitLabel=<単位文字列>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<単位文字列> 単位を示す文字列を指定します。


<例>

ItemUnitLabel=[年度]




4.値(系列)


L_Value/Value/ValueStick オプション

左軸に棒の系列を追加します。
「,」(カンマ)で区切ることで複数の値を指定することができます。Item オプションで指定する項目名と対になります。


<書式>

L_Value[ <系列名>, <スタイル名> ] = <値リスト>

[ ] 括弧内は省略可能です。

<例>

Item=A,B,C
L_Value=10,20,30


Value(ValueStick)オプションを複数記述することで複数系列のグラフを作成することができます。

<例>

Item=A,B,C
L_Value=10,20,30
L_Value=30,10,20
L_Value=20,30,10


系列値を表示する場合は Value(ValueStick)オプションの前に「*」(アスタリスク)を記述します。

<例>

Item=A,B,C
*L_Value=10,20,30


StickStyle オプションを使用することで棒の色を指定することができます。

<例> スタイルを指定

StickStyle[style1]=#f00

Item=A,B,C
L_Value[金額,style1]=10,20,30



L_ValueFont/ValueFont オプション

左軸に所属する系列の値のフォントを指定します。


<書式>

ValueFont=<フォント名>,<サイズ>,<色>,<方向>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<フォント名> フォントを指定します。 MS Pゴシック
<サイズ> 2〜10の範囲で指定します。 3
<色> #000
<方向> 次の値を指定します。
説明
horz 横書き
horz90 横書き90度回転
horz270 横書き270度回転
vert 縦書き
horz270


<例>

L_ValueFont=MS Pゴシック, 3, #000, horz



L_ValueLine/ValueLine オプション

左軸に線の系列を追加します。
「,」(カンマ)で区切ることで複数の値を指定することができます。Item オプションで指定する項目名と対になります。


<書式>

L_ValueLine[ <系列名>, <スタイル名>, <分割数> ] = <値リスト>

[ ] 括弧内は省略可能です。

<例>

Item=A,B,C
L_ValueLine=10,20,30


ValueLineオプションを複数記述することで複数系列のグラフを作成することができます。

<例>

Item=A,B,C
L_ValueLine=10,20,30
L_ValueLine=30,10,20
L_ValueLine=20,30,10


系列値を表示する場合は ValueLineオプションの前に「*」(アスタリスク)を記述します。

<例>

Item=A,B,C
*L_ValueLine=10,20,30


LineStyle オプションを使うことで線やマーカーの外観を指定することができます。

<例> スタイルを指定

L_LineStyle[style1]=solid, 0.2, #f00

Item=A,B,C
L_ValueLine[金額,style1]=10,20,30


分割数を指定することで1項目に対して複数の値を指定することができます。

<例>

Item=A,B,C
L_ValueLine[金額,,3]=3,4,2,1,5,3,8,4,10



R_ValueFont/ValueFontEx オプション

右軸に所属する系列の値のフォントを指定します。


<書式>

R_ValueFont=<フォント名>,<サイズ>,<色>,<方向>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<フォント名> フォントを指定します。 MS Pゴシック
<サイズ> 2〜10の範囲で指定します。 3
<色> #000
<方向> 次の値を指定します。
説明
horz 横書き
horz90 横書き90度回転
horz270 横書き270度回転
vert 縦書き
horz270


<例>

R_ValueFont=MS Pゴシック, 3, #000, horz



R_ValueLine/ValueLineEx オプション

右軸に線の系列を追加します。
「,」(カンマ)で区切ることで複数の値を指定することができます。Item オプションで指定する項目名と対になります。


<書式>

R_ValueLine[ <系列名>, <スタイル名>, <分割数> ] = <値リスト>

[ ] 括弧内は省略可能です。

<例>

Item=A,B,C
L_Value=10,20,30
R_ValueLine=10,20,30


R_ValueLineオプションを複数記述することで複数系列のグラフを作成することができます。

<例>

Item=A,B,C
L_Value=10,20,30
R_ValueLine=30,10,20
R_ValueLine=20,30,10


系列値を表示する場合は R_ValueLineオプションの前に「*」(アスタリスク)を記述します。

<例>

Item=A,B,C
L_Value=10,20,30
*R_ValueLine=10,20,30


LineStyle オプションを使うことで線やマーカーの外観を指定することができます。

<例> スタイルを指定

LineStyle[style1]=solid, 0.2, #f00

Item=A,B,C
L_Value=10,20,30
R_ValueLine[金額,style1]=10,20,30


分割数を指定することで1項目に対して複数の値を指定することができます。

<例>

Item=A,B,C
*L_Value[金額]=10,20,30
R_ValueLine[数量,,3]=3,4,2,1,5,3,8,4,10




LineStyle オプション

折線のスタイルを指定します。

<書式>

LineStyle[<スタイル名>]=
    <線種>,
    <線幅>,
    <線色>,
    <マーカ>,
    <マーカサイズ>,
    <マーカ面色>,
    <マーカ線色>


<引数>

引数 説明
<スタイル名> スタイル名を指定します。
この名称を使ってL_ValueLine/R_ValueLineと関連付けが行われます。
<線種> 次のいづれかを指定します。
説明
null 透明
solid 実線
dot 点線
dash 破線
<線幅> 線の幅を指定します。
幅は 0.1 〜 5 の範囲で指定できます。
<線色>
<マーカ> 次のいづれかを指定します。
説明
rect 四角形
triangle 三角形
lozenge ひし形
ellipse
<マーカサイズ> マーカのサイズ(大きさ)を 1 〜 10 の範囲で指定します。
<マーカ面色>
<マーカ線色>


<例>

LineStyle[style1]=solid,0.2,#f00,rect,3,#f00,#f00
Item=A,B,C
L_ValueLine[金額,style1]=10,20,30



StickStyle オプション

棒のスタイルを指定します。

<書式>

StickStyle[<スタイル名>]=<色>


<引数>

引数 説明
<スタイル名> スタイル名を指定します。
この名称を使ってL_Valueと関連付けが行われます。
<色>


<例>

StickStyle[style1]=#f00
Item=A,B,C
L_Value[金額,style1]=10,20,30




5.左軸


L_LineMode/LineMode オプション

左軸の線の系列の表示モードを指定します。

<書式>

L_LineMode = <モード>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<モード> 次のいづれかを指定します。
説明
normal 基準点は項目中央です。
shift 系列毎に基準点を横にずらします。
normal


<例>

L_LineMode=shift



L_ScaleAreaColor/L_ScaleAreaColor オプション

左軸基準でプロット領域の特定範囲の背景色を指定します。

<書式>

L_ScaleAreaColor=<開始値>,<終了値>,<スタイル>,<色1>,<色2>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
開始値 目盛範囲の開始値を指定します。
終了値 目盛範囲の終了値を指定します。
<スタイル> 次の値を指定します。
説明
null 透明
solid 色1で塗り潰し
gradation 色1から色2に変化
solid
<色1> #f00
<色2> #fff


<例>

L_ScaleAreaColor=0,15,solid,#FEE



L_ScaleCount オプション

左軸の目盛の数を指定します。(固定)
通常、目盛数はL_ScaleMaxCountで指定した数以下になるように調整され値によって変動します。
L_ScaleCountを指定すると無条件に指定した目盛数で表示することができます。


L_ScaleMaxCountの設定が優先されます。
L_ScaleCountを設定する場合はL_ScaleMaxCount と同じかより大きな数を指定する必要があります。


<書式>

L_ScaleCount=<目盛数>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<目盛数> 目盛数を指定します。
3〜40の範囲で指定します。
3
(L_ScaleMaxCountが優先されます)


<例>

L_ScaleCount=10



L_ScaleDivisionLevel オプション

左軸の目盛の分割レベルを指定します。


<書式>

L_ScaleDivisionLevel=<レベル>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<レベル> レベル値に応じて目盛を分割する最小単位(間隔)を指定します。
レベル値を大きくする程、細かな目盛間隔にすることができます。

レベル値 使用する単位(×10のn乗)
1 100
2 100,50
3 100,50,25
4 100,50,20
5 100,50,25,20
5


<例>

L_ScaleDivisionLevel=2



L_ScaleFont/ScaleFont オプション

左軸の目盛数値のフォントを指定します。


<書式>

L_ScaleFont=<フォント名>,<サイズ>,<色>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<フォント名> フォントを指定します。 MS Pゴシック
<サイズ> 2〜10の範囲で指定します。 4
<色> #000


<例>

L_ScaleFont=MS Pゴシック, 4, #000




L_ScaleFormat/ScaleFormat オプション

左軸の目盛と値の表示書式を指定します。


<書式>

L_ScaleFormat=<書式>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<書式> 書式 %,.#


<例>

L_ScaleFormat='%,.#'



L_ScaleMaxCount/ScaleMaxCount オプション

左軸の目盛の最大数を指定します。
L_ScaleMaxCountオプションで指定した範囲内で目盛間隔が自動設定されます。
このオプションはL_ScaleDivisionLevelの影響を受けます。


<書式>

ScaleMaxCount=<最大個数>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<最大個数> 3 〜 20 の範囲で指定します。 10


<例>

L_ScaleMaxCount=10



L_ScaleMaxValue/ScaleMaxValue オプション

左軸の最大値を指定します。
L_Value等の値に関係なく左軸目盛の最大値を指定することができます。
L_ScaleMaxValueで指定した値よりL_Value等の値が大きい場合はそちらが優先されます。


<書式>

L_ScaleMaxValue=<最大値>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<最大値> 最大値を指定します。 (未設定)


<例>

L_ScaleMaxValue=100



L_ScaleMinValue/ScaleMinValue オプション

左軸の最小値を指定します。
L_Value等の値に関係なく左軸目盛の最小値を指定することができます。
L_ScaleMinValueで指定した値よりL_Value等の値が小さい場合はそちらが優先されます。


<書式>

L_ScaleMinValue=<最小値>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<最小値> 最小値を指定します。 (未設定)


<例>

L_ScaleMinValue=-100



L_ScaleMode/ScaleMode オプション

左軸の目盛の配置モードを指定します。


<書式>

L_ScaleMode=<モード>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<モード> 次の値を指定します。
説明
normal 必ず0を含む形で目盛が配置されます。
cut 0と最低値との間隔が広い場合、途中の目盛をスキップ(カット)して目盛を配置します。
normal


<例>

L_ScaleMode=cut



L_ScaleUnitFont/ScaleUnitFont オプション

左軸の単位文字列のフォントを指定します。


<書式>

L_ScaleUnitFont=<フォント名>,<サイズ>,<色>,<方向>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<フォント名> フォントを指定します。 MS Pゴシック
<サイズ> 2〜10の範囲で指定します。 4
<色> #000
<方向> 次の値を指定します。
説明
horz 横書き
horz90 横書き90度回転
horz270 横書き270度回転
vert 縦書き
horz


<例>

L_ScaleUnitFont=MS Pゴシック, 4, #000, horz



L_ScaleUnitLabel/ScaleUnitLabel オプション

左軸の単位文字列を指定します。


<書式>

L_ScaleUnitLabel=<単位文字列>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<単位文字列> 単位を示す文字列を指定します。 [単位]


<例>

L_ScaleUnitLabel=[千円]



L_StickInterval/StickInterval オプション

棒(系列)の間隔を指定します。

<書式>

L_StickInterval=<サイズ>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<サイズ> 間隔(幅)を指定します。
幅は 0 〜 100 の範囲で指定します。
8


<例>

L_StickInterval=8



L_StickMode/StickMode オプション

棒の表示モードを指定します。

<書式>

L_StickMode=<モード>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<モード> 次のいづれかを指定します。
説明
shift 横に並べます。
pile 縦に積み上げます。
shift


<例>

L_StickMode=pile



L_StickShadowSize/StickShadowSize オプション

棒の影のサイズを指定します。

<書式>

L_StickShadowSize=<サイズ>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<サイズ> 影のサイズ(幅)を指定します。
幅は 0 〜 5 の範囲で指定します。
0


<例>

L_StickShadowSize=0.5



L_StickSize/StickSize オプション

棒(系列)の幅を指定します。


<書式>

L_StickSize=<サイズ>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<サイズ> 棒のサイズ(幅)を指定します。
幅は 2 〜 100 の範囲で指定します。
8


<例>

L_StickSize=8




6.右軸


R_LineMode/ExLineMode オプション

右軸の線の系列の表示モードを指定します。


<書式>

R_LineMode = <モード>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<モード> 次のいづれかを指定します。
説明
normal 基準点は項目中央です。
shift 系列毎に基準点を横にずらします。
normal


<例>

R_LineMode=shift



R_ScaleAreaColor/ExScaleAreaColor オプション

右軸基準でプロット領域の特定範囲の背景色を指定します。


<書式>

R_ScaleAreaColor=<開始値>,<終了値>,<スタイル>,<色1>,<色2>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
開始値 目盛範囲の開始値を指定します。
終了値 目盛範囲の終了値を指定します。
<スタイル> 次の値を指定します。
説明
null 透明
solid 色1で塗り潰し
gradation 色1から色2に変化
solid
<色1> #f00
<色2> #fff


<例>

R_ScaleAreaColor=100,110,solid,#FFC



R_ScaleDivisionLevel/ExScaleDivisionLevel オプション

右軸の目盛の分割レベルを指定します。


<書式>

R_ScaleDivisionLevel=<レベル>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<レベル> レベル値に応じて目盛を分割する最小単位(間隔)を指定します。
レベル値を大きくする程、細かな目盛間隔にすることができます。

レベル値 使用する単位(×10のn乗)
1 100
2 100,50
3 100,50,25
4 100,50,20
5 100,50,25,20
5


<例>

R_ScaleDivisionLevel=2



R_ScaleFont/ExScaleFont オプション

右軸の目盛数値のフォントを指定します。


<書式>

R_ScaleFont=<フォント名>,<サイズ>,<色>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<フォント名> フォントを指定します。 MS Pゴシック
<サイズ> 2〜10の範囲で指定します。 4
<色> #000


<例>

R_ScaleFont=MS Pゴシック, 4, #000




R_ScaleFormat/ExScaleFormat オプション

右軸の目盛と値の表示書式を指定します。


<書式>

R_ScaleFormat=<書式>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<書式> 書式 %,.#


<例>

R_ScaleFormat='%,.#'



R_ScaleMaxCount/ExScaleMaxCount オプション

右軸の目盛の最大数を指定します。
R_ScaleMaxCountオプションで指定した範囲内で目盛間隔が自動設定されます。
このオプションはR_ScaleDivisionLevelの影響を受けます。


<書式>

R_ScaleMaxCount=<最大個数>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<最大個数> 3 〜 20 の範囲で指定します。 10


<例>

R_ScaleMaxCount=10



R_ScaleMaxValue/ExScaleMaxValue オプション

右軸の最大値を指定します。
R_ValueLineの値に関係なく左軸目盛の最大値を指定することができます。
R_ScaleMaxValueで指定した値よりR_ValueLineの値が大きい場合はそちらが優先されます。


<書式>

R_ScaleMaxValue=<最大値>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<最大値> 最大値を指定します。 (未設定)


<例>

R_ScaleMaxValue=100



R_ScaleMinValue/ExScaleMinValue オプション

左軸の最小値を指定します。
R_ValueLineの値に関係なく左軸目盛の最小値を指定することができます。
R_ScaleMinValueで指定した値よりR_ValueLineの値が小さい場合はそちらが優先されます。


<書式>

R_ScaleMinValue=<最小値>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<最小値> 最小値を指定します。 (未設定)


<例>

R_ScaleMinValue=-100



R_ScaleMode/ExScaleMode オプション

右軸の目盛の配置モードを指定します。


このオプションはR_ScalePosがFitToZerの場合のみ有効となります。


<書式>

R_ScaleMode=<モード>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<モード> 次の値を指定します。
説明
normal 必ず0を含む形で目盛が配置されます。
cut 0と最低値との間隔が広い場合、途中の目盛をスキップ(カット)して目盛を配置します。
normal


<例>

R_ScalePos=FitToZero
R_ScaleMode=cut



R_ScalePos/ExScalePos オプション

右目盛の配置位置を指定します。


<書式>

R_ScalePos=<モード>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<モード> 次の値を指定します。
説明
PileUp 左軸の目盛範囲の上段に右軸の目盛り範囲を配置します。
上側を右軸、下側を左軸の範囲にします。
左軸と右軸で目盛範囲が異なるので値が重なることがありません。
FitToZero 0の目盛を左軸に合わせます。
左軸と右軸の目盛り範囲が重複するので値を表示する場合は注意が必要です。
PileDown 左軸の目盛範囲の下段に右軸の目盛り範囲を配置します。
上側を左軸、下側を右軸の範囲にします。
左軸と右軸で目盛範囲が異なるので値が重なることがありません。
PileUp


<例>

R_ScalePos=PileUp
R_ScalePos=FitToZero 
R_ScalePos=PileDown
 



R_ScaleUnitFont/ExScaleUnitFont オプション

右軸の単位文字列のフォントを指定します。


<書式>

R_ScaleUnitFont=<フォント名>,<サイズ>,<色>,<方向>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<フォント名> フォントを指定します。 MS Pゴシック
<サイズ> 2〜10の範囲で指定します。 4
<色> #000
<方向> 次の値を指定します。
説明
horz 横書き
horz90 横書き90度回転
horz270 横書き270度回転
vert 縦書き
horz


<例>

R_ScaleUnitFont=MS Pゴシック, 4, #000, horz



R_ScaleUnitLabel/ExScaleUnitLabel オプション

右軸の単位文字列を指定します。


<書式>

R_ScaleUnitLabel=<単位文字列>


<引数>

引数 説明 デフォルト値
<単位文字列> 単位を示す文字列を指定します。 [単位]


<例>

R_ScaleUnitLabel=[千円]