ダイアログ - 互換オプション


「互換オプション」ダイアログです。
このダイアログでは、バージョンアップで変更となった仕様(初期値)を変更することができます。
(互換性維持のためのオプションです)

<表示方法>
「ブックのプロパティ」−「実行オプション」−「互換オプション」




バージョン 内容/説明 デフォルト値
1.0.15.19 まとめ表示が指定されているアイテムの座標はユニットの上下境界に接する場合だけ調整する。

WFR2000との互換目的のオプションです。
ON
幅の自動補正が指定されているアイテムは必ずユニットの上下境界に接する。

WFR2000との互換目的のオプションです。
ON
1.1.16.2802 セクションオブジェクトに「詳細」ユニットが存在しない場合でも、「ページフッター」ユニット、「エンドフッター」ユニットが定義されていれば表示する。

1.1.16.2802以前は「詳細」ユニットが存在しない場合は常に「フッター」ユニットが配置されることはありませんでした。
1.1.16.2802からは「詳細」ユニットの有無に関係なく「フッター」ユニットを配置するようない仕様が変更されました。
1.1.16.2802以前に作成した帳票の出力結果を維持する目的でオプション化されています。
ON
文字の描画方法を指定します。

フォント埋め込み機能サポートに伴う文字描画の仕様変更に伴うオプションです。
1.1.16.2802以前に作成した帳票の出力結果を維持する目的でオプション化されています。
幅を自動調整する文字は図形モードで出力します。
1.1.16.2805 EMFファイル(メタファイル)は画像ではなくグラフィックとして描画する。

1.1.16.2805以前はメタファイルを画像として描画していましたが、この方法ではメタファイルを使うメリットが無効化されてしまいます。
1.1.16.2805からはメタファイルをグラフィックとして描画することができるようになりました。
1.1.16.2805以前に作成した帳票の出力結果を維持する目的でオプション化されています。
ON
1.1.17.2900 複数のフォームを使っている場合でも基準セクション連携が行えるようにする。

1.1.17.2900以前はフォームをまたがった基準セクション連携が行えませんでしたが1.1.17.2900からは行えるようになりました。
1.1.17.2900以前に作成した帳票の出力結果を維持する目的でオプション化されています。
ON
1.1.17.3011 システムパレットに合わせた色補正を無効化する。

1.1.17.3011以前モノクロプリンターのドライバー設定によっては色(グレーを含むカラー)が再現されないことがあります。
この現象は、デバイスのシステムパレットから類似色を使っているために発生します。
1.1.17.3011からはこの割り当て処理を無効化することでドライバーに直接色情報を渡し、ドライバーの処理で色を再現させることができるようになりました。

1.1.17.3011以前に作成した帳票の出力結果を維持する目的でオプション化されています。
ON
1.1.17.3018 使用する書式変換エンジンのバージョンを指定します。

1.1.17.3018ではカスタマバーコード変換(%〒)等が使えるバージョン2がサポートされました。
通常はバージョン2を使用してください。

1.1.17.3018以前に作成した帳票の出力結果を維持する目的でオプション化されています。
バージョン2
1.1.17.3034 セクションの配置で、余白スペースが最小構成(ヘッダ+見出し+詳細+フッタ)に満たない場合は、次のいずれかの位置で改ページする。

連結フォームで複数のセクションを定義しセクションサイズが最小構成(ヘッダ+見出し+詳細+フッタ)に満たない場合、セクションオブジェクト自体が配置されなくなる問題を対策しました。

1.1.17.3034以前に作成した帳票の出力結果を維持する目的でオプション化されています。

設定値 説明
標準 詳細ユニットの無いページが作成されることがあります。

有効な詳細ユニットが複数存在する場合はできる限り詳細ユニット前で改ページされます。
詳細ユニットが1つしかない場合はエンドフッター前で改ページされます。
互換 詳細ユニットの無いページが作成されることがあります。

無条件にエンドフッター前で改ページされます。
OFF 不当セクションとして非表示となります。
標準
UTF-8形式のCSVファイルをBOM(識別情報)の判定で自動認識する。

1.1.17.3034以前に作成した帳票の出力結果を維持する目的でオプション化されています。
ON
1.1.17.3035 データスクリプト(Where/Order)でフィールドの参照・設定をする場合、帳票定義のフィールド情報を使用する。

このチェックがOFFの場合は、入力データ(CSVファイル等)のフィールド情報が使用されます。 (Wonderful Report 2008 Preview では常にONとなります)

1.1.17.3035以前に作成した帳票の出力結果を維持する目的でオプション化されています。
ON
グラフオプションのデフォルトバージョンを2に設定する。

グラフのVersionオプションに2を設定したのと同じ動作となります。
ScaleAreaColorオプションや・ScaleModeオプションが使えるようになります。

1.1.17.3035以前に作成した帳票の出力結果を維持する目的でオプション化されています。
ON
1.1.17.3037 常に、印刷イメージファイル(*.wfi)の作成日時でGetDateNow()関数の戻り値を固定化する。

このオプションがOFFの場合は次のいずれかの条件でだけ、
GetDateNow()関数の戻り値が固定化されます。

@帳票の表示・印刷を行う
A明示的にCreateメソッドを実行する
Bフォントを埋め込む
ON
1.1.17.3122 詳細ユニットのIsVisibleスクリプト中でGetEx( )関数を利用できるようにする。

詳細ユニットのIsVisibleスクリプト中でGetExS( )/GetExN( )/GetExM()関数で有効な値を取得できるようになります。

1.1.17.3122以前に作成した帳票の出力結果を維持する目的でオプション化されています。
ON
1.1.17.3125 スクリプトで欠損値(EMPTY)どうしの比較を行えるようにする。

(例)値1,値2共にEMPTYの場合でも判定できるようになります。
if (GetN("値1") == GetN("値2")) {
    return TRUE;
}
return FALSE

1.1.17.3125以前に作成した帳票の出力結果を維持する目的でオプション化されています。
ON
1.1.17.3126 スクリプトで演算式を使った判定処理の問題を対策する。また、スクリプト中で「\r」を扱えるようにする。

比較処理で右辺に括弧で囲まれていない加算・減算の演算式が含まれると正しく判定されない問題を解決します。
エディタからの帳票保存に行われるスクリプトのコンパイル処理の変更のため、実行環境のバージョンを意識する必要はありません。ただし、実行時に外部からスクリプトを入力する場合は実行環境も対応したバージョンの必要があります。

1.1.17.3126以前に作成した帳票の出力結果を維持する目的でオプション化されています。
ON