帳票の概念
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1.7.1.1 仕分リストファイル


ここでは、仕分リストファイルの記述規則について説明します。

※注意2
FAX送信を行うには、ActiveXコントロールに対応した「まいとーくFAX」が必要です。


(1)仕分リストファイルの記述規則
仕分リストファイルはカンマ(,)区切りのテキスト形式(CSVファイル)でメモ帳や表計算ソフトで作成します。

文字列中に引用符/区切り文字/改行/スペースがある場合は、必ず引用符で囲んでください。また、引用符を文字列中に入れる場合は2つ続けて記述します。

私の名前は"山田 太郎"です。

"私の名前は""山田 太郎""です。"

引用符は(")です。

"引用符は("")です。"


<仕分リストファイルの記述例1>
キー,種別,P出力先
A支店,PRN,LP-12345
B支店,PRN,LP-23456
C支店,PRN,LP-34567
*,PRN,LP-45678


<仕分リストファイルの記述例2>
キー,方法,P出力先,F氏名,F市外局番,F番号,F会社,F所属,F送付状,Fメモ
A社,PRN,LP-12345
B社,FAX,,鈴木 ○△,03,12345678,鈴木建設,公共事業課,標準.cvp,発注価格
C社,FAX,,山田 □○,045,4567890,山田工務店,,なし,発注価格
D社,FAX,,×△ □×,,1235678
*,PRN,LP-12345


(2)記述する情報
仕分リストファイルの1行目(1レコード)は固定値で情報の項目名となります。順不同ですが2行目(2レコード)以降の情報は項目名と同じ順序で記述する必要があります。

下記に指定できる情報を示します。


<項目と内容>
項目名内容
キー仕分を行うキーとなる文字列。
出力ページの「仕分フィールド」の値と同じキーの文字列を検索し、そのレコードに指定されている情報を元に仕分印刷が行われます。
「*」は一致するキーが無い場合の情報となります。
方法出力方法を特定する固定文字列。
PRN → プリンターに印刷する。
FAX → FAX送信を行う。
NON → 出力しない。
P出力先「方法」が"PRN"の場合に出力するプリンター名を指定します。
F市外局番「方法」が"FAX"の場合に送信先FAX市外局番を指定します。
F番号「方法」が"FAX"の場合にFAX番号を指定します。(市外局番とは分けて記述する必要があります)
F会社「方法」が"FAX"の場合に送信先会社名を指定します。(送付状等の情報となります。)
F所属「方法」が"FAX"の場合に送信先部署名を指定します。(送付状等の情報となります。)
F氏名「方法」が"FAX"の場合に送信先氏名を指定します。(送付状等の情報となります。)
「まいとーくFAX」のJOB名しても使用されます。
V市外局番「方法」が"FAX"の場合に送信先電話市外局番を指定します。(送付状等の情報となります。)
V番号「方法」が"FAX"の場合に送信先電話番号を指定します。(送付状等の情報となります。)
F送付状「方法」が"FAX"の場合に添付する送付状を指定します。ファイル名にはドライブ名やフォルダ名を含めないでください。「まいとーくFAX」のインストールフォルダのFromCoverフォルダにあるファイル名を指定します。"なし"を指定すると送付状は添付されません。省略した場合は「まいとーくFAX」の指定に従います。
Fメモ「方法」が"FAX"の場合に送付状のメモを指定します。(送付状等の情報となります。)
F日付「方法」が"FAX"の場合に送信する日付を指定します。(YY-MM-DD形式で記述します。)
F時刻「方法」が"FAX"の場合に送信する時刻を指定します。(hh:mm形式で記述します。)
用紙出力する用紙を指定します。用紙名または用紙コードを指定します。
方向出力する用紙の方向を指定します。縦にする場合は""を、横にする場合は""を指定
トレイ出力する用紙トレイを指定します。トレイ名またはトレイコードを指定します。
ズーム用紙に合わせて帳票の倍率を変える方法を指定します。
"縮小" → 用紙に合わせて縮小(デフォルト値)
"拡大" → 用紙に合わせて拡大
"拡大/縮小" → 用紙に合わせて拡大/縮小
は省略不可, は「方法」が"PRN"の場合省略不可
は「方法」が"FAX"の場合省略不可, その他は常に省略可



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